hulsøm

ヘムステッチ
_________________

織糸を抜いて模様をつくるドローンワークや、作品の縁を美しく飾る時に用いるステッチです。

ヘムステッチの刺し方
1.

布を裏側にして、針を縦に入れて横糸2本をすくいます。

刺し始めの糸は後で糸始末ができるだけの長さを残しておきます。

2.

針を横にして縦糸4本をすくって束ねながら糸を引きます。

3.

次の横糸2本をすくって糸を引きます。

4.

次の縦糸4本をすくって束ねます。これを繰り返します。


糸始末のやり方

端までかがったら、糸足にくぐらせて糸始末をします。刺し始めの糸も同様に始末します。



hulsøm
ヘムステッチのバリエーション

上に記載したヘムステッチは、帯につくった窓の片側だけをステッチしているので、「片ヘムステッチ」といいます。

両ヘムステッチ/ 柱かがり

そのほか、両側をヘムステッチでかがった模様を「両ヘムステッチ」と呼び、柱のような模様になるので「柱かがり」ともいいます。


ジグザグかがり

上下で縦糸の束ね方をずらしてかがるとジグザグ模様になり、ジグザグかがりと呼びます。